「忘れたころに書いてみる」

実はコレ、母ちゃんの裏ワザでして。
楽しい出来事は皆が忘れかけたころにUPしたほうが、
もう一度ハッピーな気分になれていいかな~、なんて。

と、相変わらずワケのワカランことを書いて、ノロノロ更新を
誤魔化そうとしている・・・。

(ゴマカスって、こんな字なんですね。胡麻菓子(ゴマカシ)という
ゴマのお菓子があるんですが、金胡麻がぎゅっと水あめで
固められて美味しいんですよコレが。
そんなどうでもいいことを言って、上乗せでゴマカしているんですが。)

園ちゃんを誘って行った「モーターサイクルZフェア」最終日の17日、
ゲートオープンを待つカワサキファン、Zファンでカワサキワールド前は
すでに長蛇の列。

開場と同時に館内に入ると、Zの展示ブースは人、人、人で
移動するのも大変なほど。

KAWASAKI Z1ファンクラブの事務局長、登山さんたちの雑談から
「みんな集まったら楽しいよね~。」的なノリで始まり、NPO法人
The Good Timesの理事長古谷さんと平井さんの声掛けから、
Z1開発やレースに係わってこられた元カワサキの錚々たる
メンバーが集合した。

元カワサキファクトリーライダーのキヨさん(左)、和田さん(右)。
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1978年の全日本ロードレース選手権のエキジビジョンで、
女性だけのロードレース・パウダーパフが開催され、母ちゃんが
初めて鈴鹿を走ったのがこのときなのですが、なんといっても
GP250クラスで和田選手、清原選手、故阿部選手のkawasaki
KR250での1・2・3フィニッシュが目に焼き付いています。

同じライムグリーンツナギの3人が表彰台に駆け上って、金、銀、
赤メタのテープを巻いたタイヤを肩からかけてもらい、カメラに
向かってポーズをとる姿を目の当たりにし、シビレました。
ホ~ントにカッコよかったです。

あっ、いまでもカッコイイ・・・ですが。

元TEEM GREEN平井「迷」監督の左はタダさん、右が塚本さん。
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元ファクトリーでモリワキでも活躍したタダさん、全日本チャンピオンの
塚本さん。宋和さんとともにZRX-7を駆け、ルマン24時間耐久レースで
3位入賞した二人です。
日本人だけでルマンの表彰台に上がったチームは後にも先にも
彼らだけなんですよね~。

「世界の金谷」さんもワダキヨさんの間でニッコリ。
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忘れちゃならない、モトクロス全日本チャンピオンの山本隆さんが
手に持つ印籠は鈴鹿50周年アニバーサリーで「カワサキが
初めて鈴鹿を走らせた男」
として授与されたキラキラの
グレデンシャル。
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レジェンドたちにサインをもらった、超レアなポスターは登山さんか
ら頂いた。これは家宝モンです。
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こんな貴重なポスターを母ちゃんなんぞにくださる登山さんは
「オトコマエ」です。
しかも、
「ポスターは貴重と云えば貴重ですが、今回お配りした
KAWASAKI Z1 FAN CLUBの皆様は、私にとりましては
ポスターなんぞよりも大切な仲間です。
皆様に喜んで頂けた事が、何より嬉しいです。」
と、おっしゃる「ホンマモンのオトコマエ」です。

ヒットしている話題の250はたくさんの女性が興味を持っておられたし、
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Z800は、ひときわ異彩を放っていた。
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そして、このなんともカワイイZ1に興味深々だったのは
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ちびっこ達。
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「大きくなったらバイクにのるんだぞぉ~!」のスペシューム光線を
たっぷり浴びせておいたので、間違いなくオトコカワサキに成長すると
思います。(笑

 

Z1開発の総指揮を取られた大槻さん(右)と、開発ライダーだった
めーちゃんこと、山本信行さんと。
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この後、場所を移動して希望者30名ほどでランチを食べ、平井さんの
名MCによるレジェンドたちの開発秘話を伺いました。
なかでも、めーちゃんとキヨさんの有名な『掛け合い漫才』は
「カワサキの想い出、そして未来」の時も堪能しましたが、
今回も新ネタ?をちゃんと用意して参加者の皆さん、大笑い。
母ちゃんも勉強させてもらおうと思いました。(ナンの?)

npo

そして「カワサキがこんなバイクを作るの?」と、そのカッコ可愛さに
心をわしづかみにされ、バイクにリターンするきっかけを作ってくれた
03のオレンジ。
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こんなポスターや、ピカピカの実物を眺めながら、たかが10年ほど前の
ことなのに、Z1000に乗り倒していた頃が遥か遠い昔のような錯覚を覚えた。
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Z1000で走った道、行った場所を思い出し、ガラにもなくひとり
哀愁に浸ってみたり、園ちゃんと、「二人で初めて近スポにいったのも
Zだったね~。」と女子トークに花が咲いたり。

岡山国際サーキットを初めて走ったのもこのZ1000で、ライセンスを
取りに行ったときだった。土砂降りの雨の中、ダブルヘアピンの一つ目で
前輪がロックして転んで、大きくへこんだタンクを見て、心もへこんだなぁ。

でも、楽しい思い出もたくさん作ってくれた1台だった。

外は雪がチラチラ舞う日曜の午前、カワサキワールドの館内は
掛け値なしに「熱かった!」です。