ワタシは絵が苦手である。
ニガテなんて単純な言葉では片付けられない。
有り得ないくらいヘタで描けない、いや、ありえないので描かない。

だから、こゆりさんのように、絵を描くことを生業としている人は、
ほんとに凄いと思うし、右脳の構造はどんなんかいな、と
興味シンシンである。

昨年五月、三木の防災公園でBERTが主催した防災、減災イベント
「笑ってあそぼうミキランド」のお手伝いをさせていただいたが、
そのイベントの告知ポスターを手がけてくださったのが三木市出身の
彼女。

その時からずっとお目に掛かりたいと思っていたら、ラッキーにも古谷さんに
チャンスをいただき、先のNPO The Good Times の新年会でご挨拶出来た。
ご挨拶だけでなく、有馬の温泉に一緒入ってハダカのお付き合いまで
させてもらった。へへへ。←母ちゃん基本「おっさん」(笑)

有馬でいただいた、こゆりさんの展覧会のフライヤーを握りしめて
伺ったのは、京都七条にある「集酉楽サカタニ」で開催中の
「はじまりのお話」。

イラストレーターとして活動する以前に作成されたこゆりさんの
自叙伝が、かわいいイラストと愛嬌たっぷりの文章で綴られた巻物に
収められ、展示されている。

その、「はじまりのお話」はまさにメルヘン。
こゆりさんがつづるものがたりには、家族への深い愛が溢れていて
あったかい気持ちになり、そして彼女持ち前のチャメッケと
愛嬌たっぷりで、一言一句と挿絵に思わず顔がほころぶ。

また、彼女が昨秋立ち上げて、走り出している
「Piece & Peace 」(ピースアンドピース)

これは、ヒト、モノ、企業を応援するべく、彼女がそのネットワークの
輪を広げるお手伝いしてくれる、というプロジェクト。

以下、こゆりさんの解説デス

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私たちの生活の中には、たくさんのPieceがあります。
小さな小さな機械の部品から、家族、地域社会まで
全ては小さなPieceの集まりから出来ています。

どのPieceもどこかに必ずつながりがあり、
どれひとつ欠けてはならない大切なものです。

小さなPieceがつながって、大きなPeaceになっていきますように・・・
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その第一弾として、こゆりさんと町の精密板金工房さんのコラボで
完成させたシャープでキュートな小物達の紹介と販売コーナー。

自分用のお土産に買ったこれはスマホのイヤホンジャック。
ジョシっぽくないところが気に入っています。

「はじまりのお話」は京都・京阪七条駅から徒歩2分の
『集酉楽(しゅうゆうらく)サカタニ』で2月末まで開催
されています。