神戸新聞の好評連載を単行本化した「ひょうごのロングセラー115」
に、カワサキの「Ninjya(ニンジャ)」が掲載されています。
「Ninjya」は1984年のGpz900Rが初代モデル。
「Ninjya」の命名はカワサキの米国販売子会社の発案で
「忍者に超人的なイメージを持つ米国人に、和製ヒーローとして
売り込んだ」のが由来だそう。
後に発売された、ZX-10Rは世界各国の専門記者が試乗し、
採点するコンテストのこのクラスで、2008年から2連連続で
総合優勝しているし、国内向けに発売されたニンジャ250も
人気車になっていますよね~。
そんな「Ninjya」は来年、発売から30周年なんですね。
ちなみに、同じ本に母ちゃんちで製造販売する「エフゲン」も
ロングセラーとして掲載されています。
「エフゲン」は今年で40年になりま~す。
Ninja もう30周年ですか。Ninjaのネーミングアメリカサイドの発想でした。当時日本サイドは反対が多数でした。その流れで当時本部長の大庭さんがKMCで田崎社長に『ダメだ』という場面に同席していました。日本での反対の理由は『黒装束のイメージ』が
ダメだったのです。田崎さんは『アメリカでのNinjaのイメージは違います。007のイメージです。』その一言で大庭さん納得したのです。それから30年、確かに『007のイメージ』かも知れません。
古谷さん
Ninjyaの命名にはそんなエピソードがあったんですね。
当時、その場面に立ち会われていた古谷さんもすごい。
「SAMURAI」とか「KUNOICHI」もそうですが、日本人のもつ
イメージとは少し違っていて「クール」になるのかな。
トップガンでトム・クルーズが駆けたNinja900がとてもカッコよく
印象に残っていて、私が勝手に持っていた「忍者」のイメージが
カワサキNinjyaのおかげで、逆に良くなったような気がします。